イタリア車はスーパーカー作りの本場

イタリア車はスーパーカー作りの本場

2015/08/06 22:38:06 |

自動車メーカーの歴史をたどると意外と楽しめるものです。

 

たとえば、日本のトヨタは自動織物機を作る工場でしたし、スバルやBMWは航空機製造工場、ランボルギーニはトラクターを作っていましたし、フォルクスワーゲンはあの悪名高きヒトラーの命令によって作られた企業なのです。

 

そしてもう一つ面白い始まり方をした自動車メーカーがありました。

 

それがアウトビアンキというところです。

 

アウトビアンキは、今でも輸入自転車として有名なBianchiという自転車を作る企業であったのですが、その後小型自動車を作るようになりました。

 

しかし、大戦によって販売台数が落ち込んでしまい、倒産に至る寸前でフィアットとタイヤメーカーのピレリの援助を受けて再興した時にフィアット傘下のアウトビアンキという自動車メーカーになったのです。

 

フィアットも小型モデルを作るのが得意な自動車メーカーだったのですが、その当時に小型車づくりに自信がなく、自社の車にその技術を採用することを避けていたのです。

 

そこでビアンキの自動車部門を傘下に入れて、フィアットの車ではなくアウトビアンキの車としてその技術や車作りを試したのです。

 

結果的にはそれは大成功を導き、A112やY10など大ヒットモデルを生むことになったのです。

 

しかし、フィアットしてはアウトビアンキは技術が通用するかどうか試すだけのものだったので、成功を得た時点でアウトビアンキの必要性はなくなったのです。

 

結果的にY10の生産を終了した時点で、アウトビアンキは誰にも気づかれないままこの世から消えてしまったのです。

 

フィアットのお試しのために作られたアウトビアンキ、非常に悲しい末路だったと思います。

2015/05/25 15:07:25 |

イタリアのスポーツモデルとしてよく比較されるのが、フェラーリとランボルギーニ、どちらもスーパースポーツモデルだけを手掛ける自動車メーカーで、日本でもこの2つの自動車メーカーを知らない人はいないと思われます。

 

しかし、同じイタリア製の車、同じスポーツモデル、同じボローニャに本拠地を置く自動車メーカー同士でもこれだけデザインの方向性に違いがあるものはありません。

 

フェラーリはどちらかというと縦長のデザインが多く、ボディのラインも前から後ろまで流れるようなものを持つことが多いのですが、ランボルギーニの方は、どちらかというと全長よりもだだっ広い全幅が目立つようなデザインで、ラインも凹凸があるようなものを採用し、日本のアニメにある機動戦士的なものを持っています。

 

ランボルギーニはフェラーリとは全く正反対のデザインテイストを持っているのですが、どうしてこのような武骨なデザインをとるのでしょうか。

 

もちろんデザイナーの好みというものがあるとは思うのですが、一番大きな要因となっていると思われるのがランボルギーニの生い立ちです。

 

ランボルギーニは現在ではアウディ傘下のドイツ資本となっていますが、もともとはイタリアの農機具を作るメーカーとしてはじめられました。

 

その農機具の中で初めての四輪車となったのがトラクターで、そのイメージがずっとランボルギーニに残っているのではないかと思うのです。

 

一時期、ミウラやイオタなどフェラーリのようなラインを持つ車も作っていましたが、究極のランボルギーニはやはりカウンタックではないかと思うのです。

 

そう思うとトラクターの無骨なイメージとカウンタックは似ているような気もしないでもありません。

 

この世の中なんでも新しいものが注目され、昔のことや歴史など無視する世の中となってしまいましたが、ランボルギーニのような昔あったことを忘れないということも大事なことだと思います。

2015/02/10 13:27:10 |

知る人ぞ知るイタリアの自動車メーカーがパガーニ・アウトモビリです。

 

ビデオゲームで「グランツーリスモ」をやったことがある方なら一度は目にしたことがあると思ますが、そうでない方でイタリア車に興味がない方はきっと初めて聞く名前ではないかと思われます。

 

通称、パガーニはランボルギーニにいたデザイナーが独立して作った自動車メーカーで、いわゆるスーパースポーツモデルだけを作る自動車メーカーとなっており、今までに2つの車を発売してきました。

 

パガーニ初めての車となったのがゾンダというモデルで、フェラーリとランボルギーニを足して二で割ったようなデザインのボディにドイツのメルセデス・ベンツのスポーツ部門であるAMGで作った6リッターから7.3リッターまでのV型12気筒エンジンをミッドシップレイアウトで搭載しています。

 

フレームのほとんどはカーボンとアルミを使って作られており、500psや600psのエンジンパワーもさることながら非常に軽いボディを持つことで優れた走行性能を持つ車となっていました。

 

2011年にはそのゾンダの後継モデルとしてウアイラを発売しました。

 

このモデルもゾンダと同様にメルセデス・ベンツのAMGで作ったV型12気筒エンジンを搭載しているのですが、ウアイラではツインターボ化したことによって、730psという更に優れた動力性能を持つことになりました。

 

この車にもカーボンファイバーが多用され、加えてチタンも使っているので非常に丈夫で軽い車となりました。

 

基本的にはスーパースポーツモデルのありがちが少数生産で事実上受注生産的なものとした扱われているのですが、日本にはちゃんとした正規代理店があり、お金さえあればすぐにでも買うことができるのです。

 

ランチアのように名が通った自動車メーカーでも正規代理店がないところがあるくらいなのに、パガーニにはそれがちゃんと用意されているということは驚きです。

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2014/10/07 15:06:07 |

1970年年代中盤から後半にかけて大ブームとなったのがスーパーカー、今まで日本で見たことないようなスポーツモデルがたくさん日本に輸入され、「スーパーカー」として展示されていました。

 

このブームによってフェラーリやランボルギーニなど今では誰もが知っている車が初めて日本にやってくることになったのですが、それにまぎれてスーパーカーとは言いづらい車も、スーパーカーとして展示されることとなりました。

 

その車が、デ・トマソ・パンテーラという車で、スーパーカーブームの時に現役の小中学生だった方には非常に懐かしい車だと思います。

 

この車はイタリアのデ・トマソという自動車メーカーが作った車で、赤と黒のツートンボディに平べったいデザインが特徴の車です。

 

しかし、実はこの車、見た目はしっかりスーパーカーとしているのですが、ミッドシップマウントされるエンジンはイタリア製ではなく、なんとアメリカ製だったのです。

 

現在でもそうですが、当時にアメリカが作る車というのは、本来のスポーティーさは持っておらず、大排気量エンジンで直線だけをすっ飛ばすという雑なものばかりだったのです。

 

パンテーラに搭載されていたのはフォード・マスタングなどに使われていたフォード製のクリーブランド351というエンジンで5.8リッターV型8気筒OHVで最高出力330psを発揮しますが、他のスーパーカーが400psだ500psだと言っている中では、どうしても非力に見えてしまいました。

 

子供からすればエンジンや技術などどうでもいいことで見た目だけかっこよければスーパーカーだったのですが、大人からすればアメリカの乗用車用のエンジンを無理やりミッドシップレイアウトとしただけの車として見ることができ、大人の中ではあまり評判がよくありませんでした。

2014/10/07 15:06:07 |

日本の自動車メーカーというのは、国からの保護をある程度受けているせいか、新しく作られたり急になくなったしまうということが少ないのですが、イタリアでは結構頻繁に新規参入してくる自動車メーカーがあったり、急になくなってしまうことがあるのです。

 

その中の一社となるのがアバルトという自動車メーカーでした。

 

自動車メーカーといっても量産車を作る自動車メーカーではなく、既存車両の車を使って競技用マシンを作るところで、主にフィアットの車を使ったモータースポーツ用のマシンを作っていました。

 

当初は独立した企業として成り立っていたのですが、業績の悪化からフィアットに買収され、フィアットの中のアバルトという形になってしまいました。

 

その後しばらくはフィアットモータースポーツ部門とした機能していたのですが、それもなくなり、今ではフィアットのスポーティーな車につけられるサブネームとして残るだけとなってしまいました。

 

このアバルトが一番脚光を浴びたのは、ヨーロッパでは今でも大人気のWRCです。

 

フィアットの小型セダンである131をアバルトがチューニングし、WRCマシンとして作り出したのが131アバルトラリーというマシンを使って、1970年代後半のWRCをにぎわしていました。

 

この車はラリーに出場するためにホロモゲモデルとして市販されており、ラリーファンには今でも根強いの人気がある車となっています。

 

今ではこの車の入手困難で、あったとしても国産大型セダンが買えるほどの価格が付けられるので事実上購入は不可能となっています。

2014/09/25 09:04:25 |

イタリアの自動車メーカーにマセラティというものがあります。

 

この自動車メーカーは高級スポーツモデルを作る企業としてスタートし、現在ではフィアットグループの子会社となりアルファロメオと合併され、その中で高級スポーツモデルを担当するブランドとして存在しています。

 

マセラティの車の中でここ最近一番ホットなモデルがグラントゥーリズモです。

 

このモデルは2007年から生産されている比較的息の長いモデルで、現在の日本でも販売されています。

 

イタリアのスーパースポーツモデルというと独特なデザインを施されたものが思い浮かびますが、このグラントゥーリズモは、いたって普通のクーペモデルで日本の公道を走っていてもそれほど目立たないほど普通でおとなしいデザインとなっています。

 

しかし中身は完全なスーパースポーツ、フロントのボンネットフードを開けるとでてくるのが、4.7リッターV型8気筒エンジンで、トランスミッションもセミオートマチックとなっているため、460psのパワーを手軽に楽しめるようになっています。

 

トランスミッションは通常のトルクコンバーター式のATもあるのですが、選ぶなら絶対セミオートマチックです。

 

なぜならこのセミオートマックは通常のATのようにエンジンの後方につけられているではなく、駆動輪であるリヤアクスル付近につけられているのです。

 

俗にいうトランスアクスルというもので、前後の重量バランスがミッドシップレイアウトにより近いものとなっているのです。

 

460psのパワーを持つ車など最近では珍しくなくなりましたが、どれも癖のあるものばかり、その点このマセラティ・グラントゥーリズモは普段使いでも全く苦にならないスーパースポーツモデルとなっているのです。

2014/09/19 13:47:19 |

イタリアの車で日本でも有名なものとなるのは、フェラーリやランボルギーニのようなスーパースポーツモデルかその正反対にいるコンパクトカーというとても極端な位置にいる車ばかりなのですが、そのコンパクトカーの方向性を持った車の中で一番人気のあるのがフィアットの車です。

 

日本では500シリーズとパンダの2つのモデルが売られており、お金周りの良い女性ドライバーに人気の高いものとなっています。

 

特に500シリーズは、ちょっと幅の広い軽自動車のような車で非常にコンパクトで最小回転半径も5m以下ということもあって小回りの利くという点でも機械操作が苦手な女性が乗るにはピッタリな車となっています。

 

デザインも丸っこくて、顔つきもちょっとのっぺりしたようなものを持っており、いかにも女性が好みそうなユニークなデザインを持っています。

 

ユニークなのはデザインだけでなく、エンジンもこれまたユニーク、日本の軽自動車でも直列3気筒を主力エンジンとした使っているところ、このフィアット500シリーズの900ccモデルはなんと2気筒エンジンなのです。

 

2気筒エンジンというとオートバイのエンジンを想像してしまいますが、まさにそれと同じようなエンジンでそのエンジンにターボチャージャーを付けて85psという動力性能を持つものが搭載されています。

 

500シリーズにこの2気筒エンジンのほかに4気筒の1200ccエンジンもあるのですが、どうせ500シリーズに乗るのであれば特徴的な2気筒エンジン搭載モデルを選びたいところです。

2014/09/05 10:32:05 |

イタリアの自動車メーカーであるアルファロメオは、日本ではイタリアンテイストのファッショナブルな車として見られることが多いかと思いますが、それだけではありません。

 

イタリアの車らしいスポーツモデルも持っているのです。

 

過去にもティーポ33というレーシングマシンを公道モデル化したティーポ33/2ストラダーレという車が生産されていました。

 

この車は極太パイプフレームにV型8気筒2リッターエンジンをミッドシップレイアウトで置いており、パワーはティーポ33の270psから230psに落とされたものとなっています。

 

それでも約700㎏という重量のおかげで簡単に260km/hを出すことができました。

 

しかし、特別モデルの受注生産としていたことから1967年から1971年の4年間でわずか18台しか作られなかったので、一般にはあまり知られることがありませんでした。

 

そして2013年、そのティーポ33を思い起こさせるような車が発売されたのです。

 

それがアルファロメオC4という車です。

 

デザインはティーポ33に似せたものを採用し、ドライブトレーンもミッドシップレイアウトを採用しました。

 

エンジンは、現代風の直列4気筒1.75リッターターボエンジンを搭載し、240psを発生させています。

 

この車のすごいところはフレーム構造、基本的には通常のモノコックボディなのですが、キャビンを取り囲む部分はカーボンファイバー、フロント部とリヤ部はアルミを使っているので、車体だけの重量がわずか895kgという非常に軽く作られていることです。

 

エンジンも何もつけないフレームだけの重さがなんと大人一人分というのですからどれだけこの車が軽いのかわかると思います。

 

日本では2014年の7月に発売されたばかりで、あまり知られてはいませんが、この車を800万円以下で買えるというのは驚きです。

2014/08/28 11:04:28 |

日本においてランチアという自動車メーカーが有名なったのは、かなり昔のスーパーカーブームが巻き起こっていた時代です。

 

この時代まではイタリアの車を日本で見ることが少なく、更に日本では実現できないようなとんでもなくパワーのある車などは見る機会も知る機会もなかったのです。

 

そういった時代、漫画が発端となってこのスーパーカーブームが起こったのですが、イタリアの車としてフェラーリやランボルギーニなどと一緒に紹介されたのがこのランチアだったのです。

 

この時にランチアの車として紹介されたのはランチア・ストラトス、WRC世界ラリー選手権に出場するために作られた車で、そのホロモゲバージョンとして台数限定で作られた車です。

 

非常にコンパクトな2ドアボディに2.5リッターV型エンジンをミッドシップレイアウトで搭載されたこのマシンはまさに狭い道やきついコーナー素早く抜けていくのに適した車でした。

 

当時はまだ4WDマシンが投入される時代ではなかったので、軽量ハイパワーエンジンを搭載したストラトスは、常に上位の成績を上げるマシンとなっていました。

 

この技術はグループBやグループA時代のランチア・デルタに受け継がれ、一時期はランチア・デルタの独り勝ちという時代があったほどでした。

 

ランチアは常にWRCを見据えた車作りをしていた自動車メーカーといえるでしょう。

 

しかし現在は、WRCへのマシン投入はなく、更にラリーマシンの開発に時間をとっていたことから市販車の開発が遅れてしまい、ランチア・デルタ以降、人気を獲得できる車はなくなってしまいました。

 

現在でも細々と日本で販売はされているのですが、正規代理店というものはなく、並行輸入という形で売られている状態、目立って優れた車もないことからどちらかというと新車よりも少し前に発売していた中古車の方が需要が高くなっています。

2014/08/26 15:16:26 |

イタリアの車といってすぐに思いつくのがフェラーリでしょう。

 

フェラーリは、レーシングドライバーでもあったエンツォ・フェラーリによって作られた自動車メーカーで、前身がアルファロメオのレースを行っていた団体であったことからスポーツモデルを作ることが多い自動車メーカーです。

 

フェラーリというと日本では金持ちの道楽としてあつかわれていますが、確かにあの大パワーのスーパースポーツモデルの性能を存分に使うことができない、金持ちのステータスシンボルとなっているのですが、実際日本で売られているフェラーリを見ても驚くような価格ではありません。

 

日本に点在する複数の正規代理店を見ても、一番安いもので2900万円台とかなりなお値段が付けられていますが、マンションを購入するほど高いわけではありませんし、ドイツのメルセデス・ベンツにもこのくらいの価格を持つ車もあります。

 

それにフェラーリを手にするには何も新車に限ったことではなく、中古車なら意外と簡単と変えてしまうのです。

 

有名なテスタロッサの後継モデルとなる512TRでは、1000万円にも届かないような金額で売られていおり、ほとんどのものが走行距離5万キロ以下という比較的状態の良いものとなっているのです。

 

たとえば900万円の512TRを10年間乗るとした考えると、金利3.175%程度のローンを組めば月々10万円程度の支払いでフェラーリに乗ることができるのです。

 

ローンを組んでいてもはたから見ればそんなことわからないので、これで立派なフェラーリオーナーです。