イタリア車はスーパーカー作りの本場

2014/10/07 15:06:07 |

1970年年代中盤から後半にかけて大ブームとなったのがスーパーカー、今まで日本で見たことないようなスポーツモデルがたくさん日本に輸入され、「スーパーカー」として展示されていました。

 

このブームによってフェラーリやランボルギーニなど今では誰もが知っている車が初めて日本にやってくることになったのですが、それにまぎれてスーパーカーとは言いづらい車も、スーパーカーとして展示されることとなりました。

 

その車が、デ・トマソ・パンテーラという車で、スーパーカーブームの時に現役の小中学生だった方には非常に懐かしい車だと思います。

 

この車はイタリアのデ・トマソという自動車メーカーが作った車で、赤と黒のツートンボディに平べったいデザインが特徴の車です。

 

しかし、実はこの車、見た目はしっかりスーパーカーとしているのですが、ミッドシップマウントされるエンジンはイタリア製ではなく、なんとアメリカ製だったのです。

 

現在でもそうですが、当時にアメリカが作る車というのは、本来のスポーティーさは持っておらず、大排気量エンジンで直線だけをすっ飛ばすという雑なものばかりだったのです。

 

パンテーラに搭載されていたのはフォード・マスタングなどに使われていたフォード製のクリーブランド351というエンジンで5.8リッターV型8気筒OHVで最高出力330psを発揮しますが、他のスーパーカーが400psだ500psだと言っている中では、どうしても非力に見えてしまいました。

 

子供からすればエンジンや技術などどうでもいいことで見た目だけかっこよければスーパーカーだったのですが、大人からすればアメリカの乗用車用のエンジンを無理やりミッドシップレイアウトとしただけの車として見ることができ、大人の中ではあまり評判がよくありませんでした。

2014/10/07 15:06:07 |

日本の自動車メーカーというのは、国からの保護をある程度受けているせいか、新しく作られたり急になくなったしまうということが少ないのですが、イタリアでは結構頻繁に新規参入してくる自動車メーカーがあったり、急になくなってしまうことがあるのです。

 

その中の一社となるのがアバルトという自動車メーカーでした。

 

自動車メーカーといっても量産車を作る自動車メーカーではなく、既存車両の車を使って競技用マシンを作るところで、主にフィアットの車を使ったモータースポーツ用のマシンを作っていました。

 

当初は独立した企業として成り立っていたのですが、業績の悪化からフィアットに買収され、フィアットの中のアバルトという形になってしまいました。

 

その後しばらくはフィアットモータースポーツ部門とした機能していたのですが、それもなくなり、今ではフィアットのスポーティーな車につけられるサブネームとして残るだけとなってしまいました。

 

このアバルトが一番脚光を浴びたのは、ヨーロッパでは今でも大人気のWRCです。

 

フィアットの小型セダンである131をアバルトがチューニングし、WRCマシンとして作り出したのが131アバルトラリーというマシンを使って、1970年代後半のWRCをにぎわしていました。

 

この車はラリーに出場するためにホロモゲモデルとして市販されており、ラリーファンには今でも根強いの人気がある車となっています。

 

今ではこの車の入手困難で、あったとしても国産大型セダンが買えるほどの価格が付けられるので事実上購入は不可能となっています。

2014/09/25 09:04:25 |

イタリアの自動車メーカーにマセラティというものがあります。

 

この自動車メーカーは高級スポーツモデルを作る企業としてスタートし、現在ではフィアットグループの子会社となりアルファロメオと合併され、その中で高級スポーツモデルを担当するブランドとして存在しています。

 

マセラティの車の中でここ最近一番ホットなモデルがグラントゥーリズモです。

 

このモデルは2007年から生産されている比較的息の長いモデルで、現在の日本でも販売されています。

 

イタリアのスーパースポーツモデルというと独特なデザインを施されたものが思い浮かびますが、このグラントゥーリズモは、いたって普通のクーペモデルで日本の公道を走っていてもそれほど目立たないほど普通でおとなしいデザインとなっています。

 

しかし中身は完全なスーパースポーツ、フロントのボンネットフードを開けるとでてくるのが、4.7リッターV型8気筒エンジンで、トランスミッションもセミオートマチックとなっているため、460psのパワーを手軽に楽しめるようになっています。

 

トランスミッションは通常のトルクコンバーター式のATもあるのですが、選ぶなら絶対セミオートマチックです。

 

なぜならこのセミオートマックは通常のATのようにエンジンの後方につけられているではなく、駆動輪であるリヤアクスル付近につけられているのです。

 

俗にいうトランスアクスルというもので、前後の重量バランスがミッドシップレイアウトにより近いものとなっているのです。

 

460psのパワーを持つ車など最近では珍しくなくなりましたが、どれも癖のあるものばかり、その点このマセラティ・グラントゥーリズモは普段使いでも全く苦にならないスーパースポーツモデルとなっているのです。

2014/09/19 13:47:19 |

イタリアの車で日本でも有名なものとなるのは、フェラーリやランボルギーニのようなスーパースポーツモデルかその正反対にいるコンパクトカーというとても極端な位置にいる車ばかりなのですが、そのコンパクトカーの方向性を持った車の中で一番人気のあるのがフィアットの車です。

 

日本では500シリーズとパンダの2つのモデルが売られており、お金周りの良い女性ドライバーに人気の高いものとなっています。

 

特に500シリーズは、ちょっと幅の広い軽自動車のような車で非常にコンパクトで最小回転半径も5m以下ということもあって小回りの利くという点でも機械操作が苦手な女性が乗るにはピッタリな車となっています。

 

デザインも丸っこくて、顔つきもちょっとのっぺりしたようなものを持っており、いかにも女性が好みそうなユニークなデザインを持っています。

 

ユニークなのはデザインだけでなく、エンジンもこれまたユニーク、日本の軽自動車でも直列3気筒を主力エンジンとした使っているところ、このフィアット500シリーズの900ccモデルはなんと2気筒エンジンなのです。

 

2気筒エンジンというとオートバイのエンジンを想像してしまいますが、まさにそれと同じようなエンジンでそのエンジンにターボチャージャーを付けて85psという動力性能を持つものが搭載されています。

 

500シリーズにこの2気筒エンジンのほかに4気筒の1200ccエンジンもあるのですが、どうせ500シリーズに乗るのであれば特徴的な2気筒エンジン搭載モデルを選びたいところです。

2014/09/05 10:32:05 |

イタリアの自動車メーカーであるアルファロメオは、日本ではイタリアンテイストのファッショナブルな車として見られることが多いかと思いますが、それだけではありません。

 

イタリアの車らしいスポーツモデルも持っているのです。

 

過去にもティーポ33というレーシングマシンを公道モデル化したティーポ33/2ストラダーレという車が生産されていました。

 

この車は極太パイプフレームにV型8気筒2リッターエンジンをミッドシップレイアウトで置いており、パワーはティーポ33の270psから230psに落とされたものとなっています。

 

それでも約700㎏という重量のおかげで簡単に260km/hを出すことができました。

 

しかし、特別モデルの受注生産としていたことから1967年から1971年の4年間でわずか18台しか作られなかったので、一般にはあまり知られることがありませんでした。

 

そして2013年、そのティーポ33を思い起こさせるような車が発売されたのです。

 

それがアルファロメオC4という車です。

 

デザインはティーポ33に似せたものを採用し、ドライブトレーンもミッドシップレイアウトを採用しました。

 

エンジンは、現代風の直列4気筒1.75リッターターボエンジンを搭載し、240psを発生させています。

 

この車のすごいところはフレーム構造、基本的には通常のモノコックボディなのですが、キャビンを取り囲む部分はカーボンファイバー、フロント部とリヤ部はアルミを使っているので、車体だけの重量がわずか895kgという非常に軽く作られていることです。

 

エンジンも何もつけないフレームだけの重さがなんと大人一人分というのですからどれだけこの車が軽いのかわかると思います。

 

日本では2014年の7月に発売されたばかりで、あまり知られてはいませんが、この車を800万円以下で買えるというのは驚きです。

2014/08/28 11:04:28 |

日本においてランチアという自動車メーカーが有名なったのは、かなり昔のスーパーカーブームが巻き起こっていた時代です。

 

この時代まではイタリアの車を日本で見ることが少なく、更に日本では実現できないようなとんでもなくパワーのある車などは見る機会も知る機会もなかったのです。

 

そういった時代、漫画が発端となってこのスーパーカーブームが起こったのですが、イタリアの車としてフェラーリやランボルギーニなどと一緒に紹介されたのがこのランチアだったのです。

 

この時にランチアの車として紹介されたのはランチア・ストラトス、WRC世界ラリー選手権に出場するために作られた車で、そのホロモゲバージョンとして台数限定で作られた車です。

 

非常にコンパクトな2ドアボディに2.5リッターV型エンジンをミッドシップレイアウトで搭載されたこのマシンはまさに狭い道やきついコーナー素早く抜けていくのに適した車でした。

 

当時はまだ4WDマシンが投入される時代ではなかったので、軽量ハイパワーエンジンを搭載したストラトスは、常に上位の成績を上げるマシンとなっていました。

 

この技術はグループBやグループA時代のランチア・デルタに受け継がれ、一時期はランチア・デルタの独り勝ちという時代があったほどでした。

 

ランチアは常にWRCを見据えた車作りをしていた自動車メーカーといえるでしょう。

 

しかし現在は、WRCへのマシン投入はなく、更にラリーマシンの開発に時間をとっていたことから市販車の開発が遅れてしまい、ランチア・デルタ以降、人気を獲得できる車はなくなってしまいました。

 

現在でも細々と日本で販売はされているのですが、正規代理店というものはなく、並行輸入という形で売られている状態、目立って優れた車もないことからどちらかというと新車よりも少し前に発売していた中古車の方が需要が高くなっています。

2014/08/26 15:16:26 |

イタリアの車といってすぐに思いつくのがフェラーリでしょう。

 

フェラーリは、レーシングドライバーでもあったエンツォ・フェラーリによって作られた自動車メーカーで、前身がアルファロメオのレースを行っていた団体であったことからスポーツモデルを作ることが多い自動車メーカーです。

 

フェラーリというと日本では金持ちの道楽としてあつかわれていますが、確かにあの大パワーのスーパースポーツモデルの性能を存分に使うことができない、金持ちのステータスシンボルとなっているのですが、実際日本で売られているフェラーリを見ても驚くような価格ではありません。

 

日本に点在する複数の正規代理店を見ても、一番安いもので2900万円台とかなりなお値段が付けられていますが、マンションを購入するほど高いわけではありませんし、ドイツのメルセデス・ベンツにもこのくらいの価格を持つ車もあります。

 

それにフェラーリを手にするには何も新車に限ったことではなく、中古車なら意外と簡単と変えてしまうのです。

 

有名なテスタロッサの後継モデルとなる512TRでは、1000万円にも届かないような金額で売られていおり、ほとんどのものが走行距離5万キロ以下という比較的状態の良いものとなっているのです。

 

たとえば900万円の512TRを10年間乗るとした考えると、金利3.175%程度のローンを組めば月々10万円程度の支払いでフェラーリに乗ることができるのです。

 

ローンを組んでいてもはたから見ればそんなことわからないので、これで立派なフェラーリオーナーです。