共同製作のデ・トマソ・パンテーラ

共同製作のデ・トマソ・パンテーラ

共同製作のデ・トマソ・パンテーラ

1970年年代中盤から後半にかけて大ブームとなったのがスーパーカー、今まで日本で見たことないようなスポーツモデルがたくさん日本に輸入され、「スーパーカー」として展示されていました。

 

このブームによってフェラーリやランボルギーニなど今では誰もが知っている車が初めて日本にやってくることになったのですが、それにまぎれてスーパーカーとは言いづらい車も、スーパーカーとして展示されることとなりました。

 

その車が、デ・トマソ・パンテーラという車で、スーパーカーブームの時に現役の小中学生だった方には非常に懐かしい車だと思います。

 

この車はイタリアのデ・トマソという自動車メーカーが作った車で、赤と黒のツートンボディに平べったいデザインが特徴の車です。

 

しかし、実はこの車、見た目はしっかりスーパーカーとしているのですが、ミッドシップマウントされるエンジンはイタリア製ではなく、なんとアメリカ製だったのです。

 

現在でもそうですが、当時にアメリカが作る車というのは、本来のスポーティーさは持っておらず、大排気量エンジンで直線だけをすっ飛ばすという雑なものばかりだったのです。

 

パンテーラに搭載されていたのはフォード・マスタングなどに使われていたフォード製のクリーブランド351というエンジンで5.8リッターV型8気筒OHVで最高出力330psを発揮しますが、他のスーパーカーが400psだ500psだと言っている中では、どうしても非力に見えてしまいました。

 

子供からすればエンジンや技術などどうでもいいことで見た目だけかっこよければスーパーカーだったのですが、大人からすればアメリカの乗用車用のエンジンを無理やりミッドシップレイアウトとしただけの車として見ることができ、大人の中ではあまり評判がよくありませんでした。