対照的な自動車メーカー

対照的な自動車メーカー

対照的な自動車メーカー

イタリアのスポーツモデルとしてよく比較されるのが、フェラーリとランボルギーニ、どちらもスーパースポーツモデルだけを手掛ける自動車メーカーで、日本でもこの2つの自動車メーカーを知らない人はいないと思われます。

 

しかし、同じイタリア製の車、同じスポーツモデル、同じボローニャに本拠地を置く自動車メーカー同士でもこれだけデザインの方向性に違いがあるものはありません。

 

フェラーリはどちらかというと縦長のデザインが多く、ボディのラインも前から後ろまで流れるようなものを持つことが多いのですが、ランボルギーニの方は、どちらかというと全長よりもだだっ広い全幅が目立つようなデザインで、ラインも凹凸があるようなものを採用し、日本のアニメにある機動戦士的なものを持っています。

 

ランボルギーニはフェラーリとは全く正反対のデザインテイストを持っているのですが、どうしてこのような武骨なデザインをとるのでしょうか。

 

もちろんデザイナーの好みというものがあるとは思うのですが、一番大きな要因となっていると思われるのがランボルギーニの生い立ちです。

 

ランボルギーニは現在ではアウディ傘下のドイツ資本となっていますが、もともとはイタリアの農機具を作るメーカーとしてはじめられました。

 

その農機具の中で初めての四輪車となったのがトラクターで、そのイメージがずっとランボルギーニに残っているのではないかと思うのです。

 

一時期、ミウラやイオタなどフェラーリのようなラインを持つ車も作っていましたが、究極のランボルギーニはやはりカウンタックではないかと思うのです。

 

そう思うとトラクターの無骨なイメージとカウンタックは似ているような気もしないでもありません。

 

この世の中なんでも新しいものが注目され、昔のことや歴史など無視する世の中となってしまいましたが、ランボルギーニのような昔あったことを忘れないということも大事なことだと思います。